2019-01-01から1年間の記事一覧
10月中旬、都内の私立高校を訪れた。 その学校は関わりがある他の学校と比べて、比較的高等教育機関への進学率が高い、相対的進学校とも言える学校だった。 そんな高校で僕は自分の人生や経験から高校生へメッセージを届けるサンプリング(先輩の話)をした。…
最近、感情を意図的に出すようになった。 前から思っていることをあえて口にするようにした。 そうすると周りの受け取り方も変わって、「なんだ、そういうとこもあるんじゃん」みたいな反応をされる。 それこそが僕の違和感だ。 僕は、クライアント側の視点…
今日の朝はミーティングの電話で起きた。 と言うのも、7時からオンラインミーティングの予定だったが、8時に目覚めてしまった。 そんなこんなでミーティングが終わり、Facebookを開くと、1人の友人がこんなポストをしていた。 「大学に行く行かないで悩んで…
昔からチームスポーツが苦手だ。 日本の高校時代にアメフト部に入ったのが人生で初のチームスポーツだった。 完全分業制のアメフトでも、僕にとっては苦痛を伴った。 レンタイセキニンとかシュウダンコウドウとか。 誰か一人が遅れたから全員で罰受けるとか…
中学生と話す機会があった。 夏休み明けすぐの中学2年生。 フレッシュなエネルギーを感じた。 それとともに、僕は衝撃を覚えた。 6年前、僕が中学生だった時の周りの友達と 今日、会った中学生が同じ言葉を口にしていたからだ。 「塾の勉強が忙しいんで」 僕…
最近学生団体を立ち上げた。 学生団体と言っても、自分が正式に学生なのかどうかは定かではないが。 その名も「夢の教室」 www.facebook.com この団体の名称は自分が通っていた学校の教育目標に由来する。 自分の通っていた東京学芸大学附属竹早小学校は「ゆ…
大学に行く意味とは? この問いに自分の言葉で多くを語れる大学生が日本にどれくれらいいるのだろうか。 これは決して批判ではない。 ただただ、自分がカナダで感じた学生像と日本の学生像に開きがあるように感じる。 本質的な大学という概念の解釈が違うよ…
「先輩」という言葉は広く日本社会で「後輩」という言葉とセットで用いられることが多い。中でも、学校や会社などある程度閉ざされたコミュニティの中では多く使われる言葉だ。 この言葉は使った瞬間にその2人の関係に主従的な意味合いを持たせてしまう。い…
一度大きな災害が発生すると、日本中が「絆」、「助け合い」などという言葉で溢れる。 今まで特に気にしていなかったのに、皆が「これで思い知らされた」などと言って「絆」「絆」と騒ぎ出す。 別にそれが悪いとは言わないし、むしろ非常事態に支え合えるの…
毎年1月になると、街中に「受験生応援!」の文字が溢れる。 マフラーにマスク姿の学生は下を向いて参考書とにらめっこしている。 すっかり日が暮れた夜の高校の校舎は、3年生の教室にだけ明かりが灯っている。 空気を除菌するための塩素がかすかに匂う予備校…